海抜1500mの高地に位置する高原都市ダラットは、平均気温が18~23℃と非常に過ごしやすく、フランス統治時代からベトナム屈指の避暑地として愛されてきました。
19世紀にフランス人の保有地として開発されたダラットの丘陵地には、フランスを思わせる豪華なヴィラや庭園が点在し「永遠の花の街」と称されます。
その名の通り、1年を通じて四季折々の花々が咲き、春にはスアンフーン湖の周りにバラ、ジャスミンが咲く花畑に素敵な花の香りが漂います。
小説『浮雲』の舞台にもなったダラット。
小説内には風光明媚な湖畔沿いに広がる、花咲き風薫る美しいコロニアル都市を舞台に淡いラブストーリーが描かれています。
そんなラブストーリーがよく似合う街は、いつも旅人の心にロマンティックな夢の時間を描いてくれます。
ランビエン広場は、ダラットのスアンフーン湖の向かい側、チャンコックトアン通りに位置します。
広場には、大きな二つのオブジェクトが象徴的な二つの芸術作品があります。
黄色いドーム状の建物は、ダラットに咲くニトベギクを象徴し、大きな劇場になっています。
緑のオブジェクトは、アーティチョークのつぼみを意味し、カフェとして運営されています。
ダラットで行われる大きなイベントは、ランビエン広場で行われます。