バッチャン村はハノイ市内中心部から南東へ13キロほど進んだところにある、人口わずか5,000人ほどのザーラム県(Gia Lam)の小さな村です。
ハノイ市内から車で30~40分ほどで気軽に行くことができます。
バッチャン焼きが一番の魅力ですが、その街並みも魅力の1つ。観光スポットにしてはレストラン、カフェはほとんどなく、ローカル感が溢れています。
村が紅川のすぐ側にあることから、バッチャン焼きは世界各国へ輸出されました。
日本では「安南焼き」と呼ばれ、あの千利休を始めとする多くの茶人に愛用されていたそうです。
バッチャン焼きは金魚、竹、菊、トンボ柄などの素朴な絵柄が定番ですが、このトンボ柄はかつて日本人がオーダーしたことが始まりとのこと。
バッチャン焼きがこんなに日本と関わりが深いなんて、意外ですよね!
村では焼き物を多く生産しており、それらはベトナム土産の定番品「バッチャン焼き」として人気を博しています。
食器を始め、大きな壺や花瓶、コースターや箸置きなどの小物、なんでもあります。